美しい振袖は、360度どの角度から見ても印象的ですよね。

だからこそ写真を撮影するときには、振袖がきれいに見える角度やポーズで撮影しましょう。

ちょっとしたポイントを意識することで見え方が大きく変わるため、これからご紹介するポーズを参考にしてみてくださいね。

柄や帯のデザインを見せるポーズ

振袖での撮影では、せっかくならきれいや振袖の柄がしっかり映るようなポーズで撮影しましょう。

そうした要望を叶えてくれるのが、両手で左右の袖口を軽く押さえた状態で、袖を広げて正面からカメラの前に立つポーズです。

和服を着たときの定番ポーズのため、和服や写真館の広告で目にしたことがある人も多いかもしれませんね。

このポーズなら、振袖の柄が大きくわかります。

立っているだけのポーズでは隠れてしまいがちな袖部分のデザインも、しっかり写真に残せるためぜひ一枚はこのポーズで撮っておきましょう。

そのとき、手はあまりあげすぎないよう注意が必要です。

手を高くあげてしまうと、袖がもたれて垂れ下がり、かえって柄がきれいに見えなくなってしまう可能性があります。

手を持ち上げるときには、肘や手首が床と平行になっていることを意識してください。

こうすることで袖が自然な形で目立ち、柄をしっかり見せることができます。

後ろ姿を見せて帯結びをしっかり撮影しておく

袖のデザインを見せるポーズと同様に、忘れてはいけないのが後ろ姿を見せるポーズです。

振袖を着用するときには、帯もきちんと整えますよね。

後ろ姿を撮影しておくことで帯をしっかり見せることができ、写真を後から見直したときにも振袖ならではの美しさを残せます。

もちろん、振袖の後ろ側の柄もしっかり残せますよ。

カメラへ背を向けた状態から、カメラを振り返るようなポーズを取ることで後ろ姿をきれいに撮ることができます。

このとき、正面から撮るときと同じく手を持ち上げることで後ろ側の袖部分も柄を目立たせることができるでしょう。

目線はあえてやや下側へ向け、カメラを見ないポーズもおすすめです。

しっとりと上品な雰囲気が際立ち、美しい写真を撮影できますよ。

目線だけでなく、身体もやや斜に構えることで奥行を見せられるので試してみてください。

手で動きを作ることでバリエーションを増やす

正面から撮影するときも、後ろから撮影するときも「袖を広げて見せる」ことがポイントであることはご紹介した通りです。

これだけでは同じような雰囲気の写真ばかりになってしまう……というときには、手で動きを作ってみるのもおすすめです。

片手だけ持ち上げてみたり、両手を重ねてみたり、手を襟元に添えてみたりと動きを作るだけでも、印象が大きく変わりますよ。

もし写真スタジオに撮影用の小物があれば、そうした小物を持ってみるのもいいかもしれません。

お花やバルーンといった小物を抱えることで、かわいらしい雰囲気の写真を撮影できます。

大きな小物は顔の近くに持つことによって、対照的に見えて小顔効果を引き立てられるのもうれしいポイントです。

さらに振袖に合わせるショールを効果的に使って、ショールに手を添えるようなポーズもおすすめです。

このような手を使ったポージングでは、あまり高くあげすぎないように注意してください。

やはり和装はおしとやかな雰囲気に仕上がるのが魅力ですから、袖があがって腕が露出してしまうとあまり上品な印象にはなりません。

振袖の良さを引き立てるためには、おしとやかに見えるポーズが定番ですので検討してみてくださいね。

椅子に座った状態で撮影するのもおすすめ

振袖を着用した状態では、立ったポーズだけでなく座ったポーズも撮影しておきましょう。

振袖を着用して椅子に浅く座り、カメラを見ましょう。

身体はやや斜に構え、足も斜めに流します。

足はぴったりと揃えるのではなく、あえて膝のあいだにやや空間を作ることで振袖がきれいに見えるでしょう。

膝のあいだには、拳ひとつ分ほどのスペースを作るように意識してみてくだい。

こうすることで、振袖をきれいに見せながらおしとやかかつ雰囲気のよい写真を実現しやすくなりますよ。

一方で深く座りすぎると帯がつぶれてしまい、姿勢も悪くなってしまいます。

なるべく浅めに腰かけることは、必ず意識しましょう。

まとめ

せっかくきれいな振袖を身につけたのなら、その美しさを残すために記念写真を撮影したいですよね。

そのときにはポーズにもこだわって、印象的な記念写真の撮影を実現しましょう。

成人式サロンKiRARAでは、デザイン豊かな振袖のレンタルサービスを行っていますので、振袖を着用予定のときには一度ご相談ください。