振袖は美しく品格の高いアイテムだからこそ、一部にでも汚れやシミがあると目立ってしまいます。

「久しぶりに着ようと思ったら、とても着られる状態ではなかった…」なんてこともあるかもしれません。

振袖を管理する上で気をつけたい、汚れやクリーニングに関するポイントを解説していきましょう。

振袖を管理するときに注意！「振袖の汚れは目立つ」！

振袖は、普段着慣れないものだからこそふとした動作で汚れがつきやすく、目立ちやすいという難点があります。

特に衿、袖、裾といった部分は、汚れやすいので注意が必要です。

気をつけたいのが、ぱっと見て「別に汚れていないのでは？」と感じるケースです。

そのような場合であっても、専門家が見ると十分汚れており、そのまま放置していると変色やシミにつながることもめずらしくありません。

そのようなときには、きちんとクリーニングに出してきれいな状態へ導きましょう。

また、ネットでは「誰でもできるシミ抜き」のような情報も見つかるかもしれません。

しかし、専門家の方以外がシミ抜きをすると生地を傷めたり、悪化させたりしてしまう可能性もあります。

そのためなるべくクリーニングを利用した方が確実と言えるでしょう。

振袖のクリーニングにはどのくらいの時間がかかる？

クリーニングというと、「即日対応」をうたっている業者も多く、数日で完了するというイメージがあるかもしれません。

しかし振袖となると、洋服と違って時間がかかるので注意しましょう。

目安としては、1ヶ月以上を見ておくことをおすすめします。

ただしあくまで目安であり、時期によってはさらに時間がかかることもめずらしくありません。

成人式前後のタイミングは特にクリーニング店が混み合い、ますます時間がかかります。

例えば「成人式で着た振袖を、2ヶ月後の卒業式でも着たい」という人もいるでしょう。

そのときには、事前にクリーニング業者へ相談しておくことをおすすめします。

「成人式が終わってから相談しよう」と考えていると、間に合わない可能性がある点には十分注意してください。

振袖はどのくらいのペースでクリーニングするもの？

振袖をクリーニングに出す頻度は、基本的には「着用するたび」を意識しましょう。

着用後、そのままクローゼットに入れて保管するのではなく、クリーニングをしてから保管する習慣をつけておきましょう。

もし、すぐに何度か振袖を着る機会があるのであれば、この限りではありません。

その都度クリーニングに出すのは大変ですし、あまり現実的ではないでしょう。

ただ、その場合でも目立つ汚れがあるときにはクリーニングに出しておきたいものです。

シミや汚れは、時間が経つほどになかなか落ちなくなってしまうものです。

汚れの性質によっては、変色などデザインの印象が変わってしまうトラブルにもつながるでしょう。

そうしたトラブルを避けるためには、できる限りこまめなクリーニングを意識してください。

特に「シミ」は、放置しているとトラブルにつながりやすくなりますので、注意しましょう。

クリーニングに出す際も、シミの有無は厳しくチェックされます。

シミ抜きという特殊な工程が必要になるので、クリーニング費用も変わります。

「シミ抜き」が必要な汚れはどんなもの？

次のような汚れは、クリーニングで「シミ抜き」の工程が必要になります。

◆汗染み
◆雨や水、泥が付着したシミ
◆コーヒーやお茶の汚れ
◆ワインやジュースの汚れ
◆ボールペンなどのインクの汚れ
◆カビの汚れ
◆時間が経過しているシミ

このようなシミの場合、クリーニングに出す時に「シミ抜き」をしなければいけません。

そして、同じようなシミであってもシミの状態によって頑固さも異なります。

場合によっては、なかなか落ちない頑固なシミとなっているかもしれません。

そして、シミを落とすのが難しければその分シミ抜きの費用も変わっていきます。

状態はそれぞれに違い、「この種類のシミならこの値段になる」という決まりも一概には言えません。

まずは振袖を直接見てもらった上で、見積もりをとることをおすすめします。

管理が大変な振袖はレンタルを利用するのがおすすめ！

このように、振袖の美しさを守るためにはメンテナンスが必要不可欠です。

「ぱっと見たときにはきれいだと思っていたのに、時間が経ったらシミが浮かび上がり、汚れが目立つようになってきた」というようなこともあります。

そのため、一度着用したらすぐクリーニングに出す習慣をつけましょう。

とは言え、現実的にはなかなか大変です。

保管にあたってはスペースも必要ですし、定期的に風を通す必要もあるでしょう。

管理が大変に感じられる時には、レンタル振袖の利用をおすすめします。

レンタルであれば、クリーニングなどの対応はレンタル業者へ任せられます。

着用後はそのまま返却するだけなので、手軽に利用できるでしょう。

「振袖を着る機会があまりない」という人も、必要なときだけ好みのデザインの振袖を着用できるのも魅力です。

振袖レンタルのご相談は、成人式サロンKiRARAへお聞かせください。

豊富な種類の中から、満足のいく振袖スタイルを実現できるようさまざまなご提案をさせていただきます。

まとめ

普段着慣れていない振袖は、ふとしたときに汚れてしまうこともめずらしくありません。

一見して目立たない汚れであっても、染み込んで落としにくくなってしまう可能性があるためこまめなクリーニングが必要です。

振袖をきれいな状態で管理することに自信のない人は、成人式サロンKiRARAのレンタル振袖を利用しましょう。