2024.7.15
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振袖を着用するなら準備が大事!必要なもののチェックリストを確認しよう
振袖を着るタイミングは、式典の際などフォーマルなシーンが多いでしょう。
そのため準備にも手間取ったり、忘れ物はないか心配になったりするかもしれません。
着付けの前には必要なものをよく確認し、もらさず用意しましょう。
振袖を着る前に覚えておきたい基本情報
振袖とは、未婚の女性のみ着ることができる和装のことです。
特に「第一礼装」と呼ばれる、格式の高い衣装です。
そのため成人式や結婚式など、式典で着用されることが少なくありません。
振袖は大きく3種類に分けることができ、その中でももっとも格式の高いのが「大振袖」と呼ばれる振袖です。
袖丈が114cmほどととても長く、ゴージャスな印象を引き立てるでしょう。
結婚式では、花嫁が着用する格式高い振袖です。
結婚式に参列するゲストが着用するのは、中振袖と呼ばれる振袖です。
袖の長さはだいたい110cmほどとなります。
やや長めで華やかなので、成人式でも一般的です。
続いて小振袖は、85cmほどの振袖です。
よりカジュアルなシーンでも活躍し、おしゃれに着こなせるでしょう。
振袖を着るときのチェックリスト
振袖スタイルを完成させるにあたって、たくさんの小物が必要になります。
次のチェックリストを参考に、必要なアイテムを揃えましょう。
◆長襦袢
◆肌襦袢
◆帯
◆帯板
◆帯枕
◆帯締め
◆帯揚げ
◆腰紐
◆補正用のタオル
◆えり芯
◆半えり
◆足袋
◆ストッキング
◆草履
◆バッグ
◆羽織もの
◆ヘアアクセサリー
ここからは、それぞれをさらに詳しく解説していきます。
振袖を着る前に身につけるもの
振袖を着付けるときには、まずアンダーウェアを着用します。
アンダーウェアを着用すれば、透けや汚れが目立たなくなります。
和装ではまず「肌襦袢(はだじゅばん)」と呼ばれるアンダーウェアを着用することが一般的です。
素肌に着ることで汗や皮脂を吸う役割を果たし、振袖が汗や皮脂で汚れてしまうことがなくなります。
振袖をきれいに保つためにも、必ず着用しましょう。
さらに、その上に「長襦袢」と呼ばれるインナーも着用します。
肌襦袢の上から着ることにより、振袖の型崩れを防いでくれます。
長襦袢を選ぶといきのポイントは「袖丈」です。
振袖の袖丈を意識しながら、裾からは少しだけ見えるくらいの長さを意識しましょう。
長すぎても不恰好ですので、ちょうどいい長さを選んでください。
続いて、足元には足袋を用意します。
足袋は足の先が2つに分かれていて、草履に合わせる靴下のようなものです。
素足で草履を履くことがないよう、しっかり準備してください。
振袖に合わせる小物
せっかく振袖を着るのなら、バッグやヘアアクセサリーも洋服用のものではなく、振袖にマッチするアイテムを選びましょう。
小物が振袖に似合うものであれば、トータルコーディネートも決まります。
例えばバッグは、「振袖用」「着物用」と調べると、さまざまなデザインのアイテムがヒットするでしょう。
振袖に合わせるバッグの特徴として、小ぶりなハンドバッグタイプが多く見つかると思います。
柄も和風なものが多く、色味も上品で振袖の印象に合うアイテムを見つけられるでしょう。
素材は、エナメルや布などがあります。
「洋服を着るときに使っているものではだめなの?」と思うかもしれませんが、トータルのバランスを考えるならやはり和装用のアイテムを選ぶべきでしょう。
しかし、小ぶりなバッグでは荷物が入りきらないこともあります。
そのときはサブバッグを活用し、式典の最中はロッカーに預けるなど工夫しましょう。
同様に、ヘアアクセサリーも洋服用のものでなく和装用のものを使うのがおすすめです。
かんざしや花飾りのついたヘアアクセサリーなど、やはり和風なデザインのものが振袖にマッチしますよ。
近年では、振袖にあえてカジュアルな洋服用のヘアアクセサリーを合わせるコーデも少なくありません。
しかしデザインによってはあまり合わず、振袖スタイルの印象を変えてしまう可能性もあります。
バランスをよく確認しながら、自分の実現したいスタイルがどんなものかイメージして選んでくださいね。
着付けをお願いする人や、ヘアメイクをお願いする人と事前に相談して決めるのもおすすめです。
振袖スタイルのときにあると便利なアイテム
振袖を着ていると、洋服を着ているときとは所作や着心地も変わるものです。
慣れない姿では、思わぬできごともあるかもしれません。
そうしたとき「あれを持ってくればよかった!」と後悔したり、慌てたりしないよう必要になりやすいアイテムを用意しておきましょう。
例えば「ばんそうこう」です。
慣れない草履を履いて長く歩いているうち、起こりやすいトラブルの筆頭に「靴ずれ」があります。
我慢して歩き続けるのは大変ですし、かといってすぐに草履を履き替えることもできないでしょう。
そうしたとき、ばんそうこうを用意しておけば焦らずに対処できますよ。
また、大きめのクリップもひとつあると便利です。
クリップは、着物の袖や裾を留めるために使います。
例えばお手洗いに行ったときなどは、普段の洋服スタイルとの違いを感じやすくなるでしょう。
動きにくく、つい汚してしまうこともあるかもしれません。
そのようなとき、クリップで袖や裾をとめておけばトラブルも防ぎやすくなります。
着物を傷つけない和装用のクリップもありますので、活用してみてくださいね。
まとめ
振袖を着用するときには、洋服のときとは異なる点がさまざまあります。
そのため事前にしっかり準備をして、必要なものを揃えておきましょう。
成人式サロンKiRARAでは、はじめての振袖に不安を抱えるお客様にも、親身にサポートいたしますのでお気軽にご相談ください。
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