振袖を着付けてもらうときには、用意した振袖を着付けをしてもらうサロンまで運ばなければいけません。

ここで問題になるのが「振袖って、どうやって運べばいいの？」ということではないでしょうか？

扱い方によってはせっかくの振袖がシワになったり、重くて運べなかったりしてしまうので、今回ご紹介する内容を参考にしてくださいね。

振袖はどうやって持ち運ぶもの？

振袖は一般的な洋服よりも重さがあり、扱い方も特別な配慮が必要です。

さらに、肌襦袢や帯、草履なども合わせて用意しなければいけません。

そのため「振袖一式を運びたいけれど、どうすればいいかわからない」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか？

特に注意しなければいけないのが「持ち運ぶとき、振袖をシワにしない」ということです。

振袖は、畳んで持ち運んでいるうちにいつの間にかシワになってしまうことが少なくありません。

というのも、振袖は基本となる素材は「シルク」で作られています。

シルクには高級感があり、印象的な着姿を実現してくれますが、シワになりやすいので取り扱いに注意しなければいけません。

目立つところについてしまったシワは、振袖姿の印象を大きく変えてしまいます。

持ち運ぶときには、シワにならないようにうまく包み込むことが非常に重要です。

また、振袖一式となると重さも気になるでしょう。

ひとつのバッグにすべて詰め込むとなると、持ち上げるだけでも一苦労となります。

自力で運ぶなら、無理なく運べる重さにパッキングする必要があります。

そもそも振袖だけで5～10kgほどとなるため、運ぶのは楽ではありません。

自力で運ぶ自信がなければ、振袖レンタル店でそのまま着付けしてもらうなど、運ぶ必要のないサービスを利用しましょう。

専用の「着物バッグ」で振袖を運ぶと◎

振袖を持ち運ぶ上で一番おすすめできる方法が、専用の「着物バッグ」を使う方法です。

着物バッグとは、まさに着物一式を持ち運ぶためのバッグのことです。

専用のバッグであるため、収納した振袖がシワにならないような作りになっています。

固定用のベルトがあることが大きな特徴です。

ベルトで固定することによって、振袖もきれいな状態をキープでき、シワになりません。

小物などを収納するスペースも用意されているため、振袖一式を楽に持ち運べるでしょう。

バッグタイプになっているため、片手での持ち運びも可能です。

金額は、だいたい1万円前後です。

振袖や着物を取り扱う店舗、ネットショップなどで購入できます。

その他の振袖の持ち運び方法は？

専用のバッグを用意する方法のほかには、風呂敷に包むという方法もあります。

大きめの風呂敷なら、振袖一式をしっかり包むことができますよ。

だいたい「二四巾（95㎝）」や「三巾（105㎝）」といった風呂敷なら、振袖一式をまとめることができるでしょう。

厚みのある風呂敷なら、安定感も増します。

ただし風呂敷を運ぶときには、コツがいりますので注意してください。

両手に載せて、水平の状態をキープして持つのが一般的です。

両手のふさがる状態が苦手であれば、風呂敷包みを畳んで紙袋に入れても構いません。

風呂敷は安い物なら1,000円ほどから展開されているため、費用に不安があるときも安心です。

そのほか、スーツケースやキャリーケースを持っているなら代用しても良いでしょう。

ただし、収納方法に注意してシワがつかないよう注意しましょう。

振袖の持ち運びで注意すること

振袖を持ち運ぶとき、最も注意したいのが水濡れです。

振袖は、水分が大敵です。

水分によってシミができたり色落ちしたり、生地そのものが縮んだりしてしまうこともあります。

振袖を運ぶときには、突然の雨などで濡れてしまうことがないよう十分注意しましょう。

水濡れ対策のためには、撥水加工のある着物バッグやスーツケースなどを使うのがおすすめです。

とはいえ、いつどんな理由で汚れてしまうかはわからないもの。

不安なら、着付けやヘアメイクまで行ってくれるレンタル振袖サービスを利用するのもひとつの手です。

成人式サロンKiRARAは、振袖のレンタルから着付け、写真撮影まで一括で完了できるサービスです。

そのためサロンや写真館など複数の店舗を予約したり、振袖を持ち運んだりする必要がありません。

「はじめて振袖を着用するので不安」という人も、安心して美しい振袖スタイルを実現できますよ。

まとめ

振袖を持ち運ぶときには、シワや水濡れなど注意しなければいけない点がいくつもあります。

専用のバッグや風呂敷を使うことが多いですが、なるべくなら持ち運びの必要ないサービスを使うと安心でしょう。

振袖の着付けに不安がある方は、一度成人式サロンKiRARAへご相談ください。