2024.10.3
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振袖はシワが大敵!持ち運び中にシワができないようにするにはどうやって運ぶ?
どれほど美しい振袖でも、目立つシワがついていたらその魅力は激減してしまいます。
しかしながら、大切に保管していたとしても「持ち運びのあいだに振袖にシワがついてしまう」というケースは少なくありません。
どうすれば振袖をシワにならずに持ち運べるのでしょうか?
振袖を持ち運ぶのに最適なバッグとは?
振袖の着付けを行うため「サロンまで振袖を運ぶ」という状況では、いかにして振袖を丁寧に取り扱うかが重要になります。
洋服などを取り扱うときの感覚で振袖を扱うと、せっかくの振袖がシワになってしまうかもしれません。
シワを防ぐために重要になるのは「振袖をどんなバッグに入れるか」です。
振袖を入れるバッグがきちんとしたものでなければ、移動中にシワできてしまう可能性が高くなります。
「普段使いしているトートバッグやボストンバッグじゃだめなの?」と思うかもしれませんが、振袖を持ち運ぶ上ではサイズが非常に重要となります。
横幅の狭いバッグは折りたたまなければ振袖が入り切らず、シワの原因になってしまいます。
そのため振袖をはじめとした着物を持ち運ぶときには、「着物バッグ」と呼ばれる専用のバッグが使われることが一般的です。
着物バッグはその名の通り、着物を扱うために作られたバッグです。
一般的なバッグよりもゆとりのある作りになっているのはもちろん、着物をきれいに収納するための棒やベルトも取り付けられています。
振袖は棒にかけて持ち運べるようになるため、シワができにくくなるのです。
さらに、振袖姿を完成させるために必要不可欠な小物を入れるポケットなどもついています。
振袖をきれいに持ち運ぶなら、ぜひ使うべきアイテムと言えるでしょう。
振袖専用バッグ以外の持ち運び方法
着物バッグが振袖の持ち運びに便利であるとわかっても「手元にない」という人も多いのではないでしょうか?
日常的に着物を着る習慣のある人であれば用意している人もいるかもしれませんが「成人式のために振袖を着る」など、イベント時にしか着る習慣がなければ、持っていなくても無理はありません。
着物バッグは便利なアイテムですが、一度使うためだけにわざわざ用意するのは現実的でないと感じるのではないでしょうか。
そこで、着物バッグが手元にない場合の代用方法もご紹介しましょう。
代用品の代表格と言えるのが「風呂敷」です。
コンパクトにたたんで収納でき、広げれば好きなサイズで使える風呂敷は振袖以外にもさまざまな物を持ち運ぶために、古くから活用されてきました。
もちろん振袖の持ち運びでも活躍しますよ。
振袖を持ち運ぶときには、風呂敷でふんわり包み込んだあと水平の状態をキープすることを意識してみてくださいね。
風呂敷の他の方法としては、キャリーバッグで運ぶという方法もあります。
キャリーバッグは、あらかじめベルトやネットがついているものも多いでしょう。
着物バッグに近しい工夫が施されているため、振袖を持ち運ぶ上でも重宝します。
重くて持ち運びが大変と感じられる場合でも、キャスターを使えば楽に運べるのも魅力です。
振袖を持ち運ぶバッグの選び方
振袖をどのように持ち運ぶかを決めるときには「振袖をどこへ持ち込むのか」も踏まえて決定しましょう。
例えば、振袖の着付けを「ヘアサロン」にお願いしており、事前に振袖を送って保管してもらうのであれば、キャリーバッグのように場所をとってしまうバッグは向いていないと言えます。
成人式当日のヘアサロンは、非常に混み合います。
多くの予約が入っている中で、一人ひとりの振袖を預かるとなると、場所をとってしまうバッグは管理が難しくなります。
仮に受け取ってもらえたとしても、場所を確保するためにキャリーバッグを立てた状態で保管することも少なくありません。
そのような保管方法が長時間続くと、キャリーバッグの中で振袖がたわみ、よれてしまう可能性が高くなります。
場合によっては事前預かりそのものを断られてしまう可能性もあるため、かさばらない方法を選びましょう。
持ち運び場所が完全予約制をとっている「写真館」などであれば、ヘアサロンに比べて予約状況に余裕があるかもしれません。
とは言え、やはりスペースをとる大きなバッグを持ち込むのであれば事前に問い合わせておいた方が親切でしょう。
振袖を持ち運ぶときに気を付けるべきこととは?
振袖を持ち運ぶときには、さまざまな点に気を配りましょう。
例えば、バッグに入れるまでの振袖の取り扱い方です。
「忘れ物をしないように、前々から準備しておこう」と考える人も多いと思いますが、振袖をバッグに収納したまま長時間放置するのはおすすめできません。
たたんだ状態で放置する時間が長くなるほど、シワができやすくなってしまうためです。
振袖をバッグに入れるのはあくまで直前にして、それまでは振袖を吊るした状態にしておきましょう。
タンスやクローゼットにたたんで収納している振袖も、持ち運ぶ数日前から吊るした状態にしておくことで、自然とシワが目立ちにくくなります。
吊るす場所は、直射日光などに当たらない、風通しの良い場所を選んでください。
また、バッグは水に濡れないように対策をしておきましょう。
振袖を持ち運ぶ日の天気が悪い場合、バッグの素材や状態によっては染みてしまう可能性があります。
振袖は元々水分に弱い性質があり、雨ジミや色にじみといったトラブルの元にもなります。
耐水加工のバッグを選んだり、バッグそのものをビニールでくるんだりして十分に対策しておきましょう。
まとめ
振袖を持ち運ぶときには「着物バッグ」と呼ばれるバッグを活用することが一般的です。
手元にない場合には風呂敷やキャリーバッグなどで代用することで、振袖にシワができるのを防ぎやすくなるため試してみてくださいね。
成人式サロンKiRARAでは、振袖にまつわるご相談を広く受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
成人式サロンKiRARA(振袖専門)
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