「振袖」という言葉が、ダイエットや体型管理のシーンでも使われていることをご存じですか？

実は、二の腕についた余分な脂肪は「振袖を着たときに揺れる袖」に例えられ「振袖腕」と呼ばれているんです。

写真撮影をするときに気になる人も多い体型について、きれいなシェイプを目指す方法を解説していきましょう。

二の腕が太くなりやすい原因とは？

二の腕についた余分な贅肉は、ふとしたときに目についてしまうものです。

特に、腕を振ることによって揺れて目立つことから「振袖肉」と呼ばれています。

さまざまある身体のパーツの中でも、二の腕は肉がつきやすく、また目立ちやすいことが特徴です。

というのも、二の腕は他のパーツに比べて日常的に筋肉を鍛えにくいという特徴があるのです。

筋肉量が少ないパーツは、どうしても皮下脂肪がつきやすくなってしまいます。

女性となるとさらに、ホルモンバランスの影響によって皮下脂肪がつきやすくなることから、知らず知らずのうちに太りやすくなってしまうのです。

二の腕痩せのためには、ピンポイントなアプローチが不可欠です。

日常の中で二の腕を鍛えるトレーニングやストレッチを習慣化して、少しずつ見直していきましょう。

もちろん、それだけしていればいいということではありません。

毎日食べるものがハイカロリーではどうしても脂肪はつきやすくなりますし、睡眠不足や身体の冷えなど根本的な生活の見直しをしなければ代謝機能にも影響します。

そうした基本的な部分の見直しは、忘れずに行いましょう。

さらに猫背や巻き肩の人は、肩の血行が悪くなったり、筋肉が緩みやすくなったりする傾向にあります。

肩の影響は二の腕や背中にもつながるため、二の腕がむくみやすくなってしまいます。

そのため姿勢の崩れが癖づいてしまっている人は「関係ない」と考えずに改善すべきでしょう。

「上腕三頭筋」を鍛えることで振袖二の腕の改善につながる！

振袖肉を改善したいのであれば「上腕三頭筋」を鍛えましょう。

上腕三頭筋とは、まさに二の腕の下側の気になる肉がつきやすい部分の筋肉です。

肩甲骨ともつながる筋肉であることから、肩周りを動かす上でもなくてはならない筋肉と言えるでしょう。

上腕三頭筋を鍛えたいときには、ひじを伸ばすような動きを意識的に取り入れてみてください。

トレーニングやストレッチを調べるときにも「上腕三頭筋トレーニング」というようなワードを検索することによって、ピンポイントなトレーニング方法が見つかるでしょう。

さらに、日常的な上腕三頭筋トレーニングはそこへつながる他のパーツをほぐすことにもつながります。

そのため二の腕の振袖肉へ働きかけるとともに、肩こりなど周辺の凝り改善にもなるでしょう。

「身体が固い」「いつも冷えている」という人は特に、肩こりをはじめとした身体の凝りが原因で血流の循環が悪くなっている可能性があります。

血行が悪いと身体にとって余分なものが体内に取り残されやすく、太りやすくなってしまいます。

痩せやすい身体作りのためにも、上腕三頭筋に注目してみてください。

上腕三頭筋のトレーニング方法

それでは、上腕三頭筋を鍛えるためには具体的にどのようなトレーニングを行えばいいのか解説していきましょう。

まずは、ヨガマットやラグの上で四つ這いの姿勢になります。

このとき、肩からまっすぐ下に手首が、そしてお尻のまっすぐ下に膝があるかよく確認してください。

この姿勢から、右腕を背中の方へ引き上げていきます。

なるべく身体に沿うように、できるだけ高い位置まで腕を持ち上げましょう。

もちろん、痛みを覚えたり、怪我につながったりするほど無理をする必要はありません。

上がるところまで腕を上げたら、そこで脇を締め、右腕を上下に動かします。

リズミカルに振るように動かすことで、二の腕を効果的に引き締めやすくなります。

食生活の見直しも忘れずに

体型を変えたいときはもちろん「健康になりたい」というときにも大切なのが食生活の見直しです。

食生活が乱れていると身体はもちろん、顔などにも余分な肉がついたり、むくみやすくなったりします。

せっかく記念写真を撮影しても「顔がパンパンで写りが悪い！」と感じてしまうかもしれません。

また、乱れた食生活はニキビや赤みなどの肌荒れのもとにもなります。

肌そのものの状態が悪いと、どれほどきれいに化粧をしても崩れやすくなってしまいます。

肌荒れや脂肪の原因となるのは「油分」や「糖分」の過剰摂取です。

脂質なども細胞膜、臓器、神経を構築するために必要不可欠な要素ですが、過剰に摂取していると身体に負担となります。

例えばからあげ、コロッケ、ポテトのような揚げ物や、生クリーム、チョコレートなどの甘いものを日常的に食べすぎていないでしょうか？

「たまに食べる程度だから」「自分よりもたくさん食べている人がいるから自分はそこまでひどくない」

このように感じていても、改めて日頃の食生活を逐一書き出す「レコーディング」をしてみると、印象が変わるかもしれません。

クセのようにコンビニに立ち寄ったり、ちょっとしたタイミングで水ではなくジュースや甘いコーヒーを飲んでいたり……。

こうした習慣が、乱れた食生活につながっていきます。

改善のためには、日頃から栄養バランスを意識しましょう。

野菜や果物を意識的に摂取するほか、肉や魚、卵、大豆、きのこなどもバランスよく食べることが大切です。

ちなみに、ナッツなどからも脂質をとることができるため、揚げ物を控えた分、適切な食材で補うのもおすすめです。

まとめ

日頃のトレーニングや食生活の成果は、外見に如実に表れるものです。

写真撮影をする機会も多いからこそ、美しい姿で残したいという方はあらかじめ日々の生活を見直しておくことも大切です。

成人式サロンKiRARAでは、一番美しい姿で成人式を迎えられるようサポートをいたしますので、理想の成人式を実現しましょう。