2024.9.24
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振袖はバッグを持たないといけない?バッグの選び方は?
振袖を着用するときには、振袖のほかにも合わせる小物類を用意しなければいけません。
その中でも、手元にちょこんと持つバッグは定番アイテムと言えるでしょう。
「振袖のときって特に荷物はないんだけど……」「普通のバッグじゃだめなの?」など、振袖スタイルのバッグにまつわるマナーを解説していきましょう。
- 振袖スタイルでバッグを持つことは「マナー」の一種
- 振袖でバッグを持たずにいるのはマナー違反
- 男性の羽織袴の場合には末広と呼ばれる扇を持つのがマナー
- 振袖に合わせるバッグの選び方はバランスを見極めるのが大切
振袖スタイルにはバッグが必須!
振袖を着るときには、バッグもセットで購入・レンタルすることが一般的です。
しかし振袖用のバッグとなると、小さめのものばかりで「荷物が入らない!」と感じてしまうのではないでしょうか?
せっかくなら、荷物がたっぷり入るバッグを持ちたい……と考えることもあるかもしれませんね。
しかし実は、振袖でバッグを持つことは「マナー」の一種と考えられます。
振袖は基本的に、フォーマルなシーンでのみ着用する格式の高い服装です。
そのため、振袖と同様にフォーマルなバッグを持たなければいけません。
普段使いしているハンドバッグやトートバッグは、マナー違反と考えられる場合も多いため注意してくださいね。
そしてフォーマルなスタイルでは、あまり大きいものは「カジュアルすぎる」と考えられる傾向にあります。
そのため、振袖には小さめのバッグが合わせられるんです。
バッグには必要最低限のものを厳選して入れるようにしましょう。
スマートフォンとミニ財布、メイク直し用のパウダーやリップ、ティッシュとハンカチなど……。
実際に入れてみて、どのくらい入るか事前に確認しておくと当日バタバタせずに済みますよ。
振袖でバッグを持たずにいるのはOK?
「そんなに荷物が入らないなら、いっそバッグは持たないスタイルでもいいのでは?」
「式の最中に何か取り出したり使ったりするわけでもないし、バッグはいらないかも……」
こんな風に考えてしまいたくなるかもしれませんが、実は「バッグを持たない」というのもマナー違反になってしまいます。
成人式や結婚式のようなフォーマルなシーンには、手ぶらで出席することがないようにしましょう。
特に、会場に入ったばかりのタイミングや受付では、バッグをきちんと持っている必要があります。
手ぶらでふらっと受付に現れることがないよう、注意してくださいね。
振袖用のバッグと一言でいっても、種類はさまざまあります。
ハンドバッグタイプやクラッチバッグタイプなど、結婚式でも持つフォーマルなバッグを想像するとイメージしやすいかもしれません。
留袖や訪問着のような着物のときには、バッグのカラーなどの選び方が決まっていますが、成人式であればそこまで厳しい決まりはありません。
振袖をレンタルするときや購入するときに、バランスを見ながらコーディネートしてみましょう。
振袖ではなく羽織袴を着る男性の場合は?
「フォーマルなスタイルではバッグを持つべき」というマナーは、男性の正装ではそこまで重視されません。
しかし男性の場合にも、受付のときに必要なアイテムを持っておかなければいけません。
男性の羽織袴の場合には、末広と呼ばれる扇を持つのがマナーです。
男性の末広は、白地に竹の骨のものが一般的とされています。
末広を持つ理由としては「末広がり」をイメージさせることから縁起がいいとされている説や、古くから武器を持っていないことのアピールができるという説など、さまざまな理由があります。
振袖に合わせるバッグの選び方とは?
振袖に合わせるなら、「草履バッグ」と呼ばれるような素材感のバッグを選びましょう。
洋服に合わせることを想定して作られた革製のバッグなどは、振袖に合わせるとどこか浮いてしまうこともめずらしくありません。
振袖を華やかに見せてくれる素材感のものを意識的に選びましょう。
もちろん、中には「洋装、和装兼用」として売り出されているバッグもありますので、こういうものであれば振袖に合わせてもOKですよ。
バッグのタイプやシルエット、サイズ感もさまざまですから、理想のスタイルを思い浮かべながら色んなバッグを持ってイメージしてみましょう。
また、バッグのデザインだけを見るのではなく、振袖や帯、帯揚、帯締めなどとのバランスを見極めるのも大切です。
バッグのカラーや柄も考慮しながら、振袖スタイルを完成させましょう。
あまりにも振袖とバッグの系統が違いすぎると、それぞれのアイテムは美しいのにまとまりのないコーディネートになってしまうかもしれません。
客観的な意見が欲しいときには、振袖を選ぶときに担当スタッフに相談してみるのもおすすめです。
成人式サロンKiRARAでは、印象的な振袖や小物、バッグのレンタルサービスを行っています。
成人式スタイルを多く手掛けているスタッフのノウハウを活かして、まとまりのある印象的なコーディネートを実現しましょう。
まとめ
振袖はフォーマルな装い(礼装)であることから、ただ着ればいいのではなくマナーを意識することも大切です。
特にバッグは、マナーが求められるポイントの一つと言えるでしょう。
カジュアルすぎるデザインのバッグや大きすぎるバッグ、バッグを持たない振袖スタイルなどはマナー違反と考えられてしまう場合が多いため、特に注意してください。
成人式サロンKiRARA(振袖専門)
「成人式サロンKiRARA」は、日本初の成人式をトータルプロデュースするお店です。
成人式までの準備や当日の疑問点など成人式に関連する様々なコラムを皆様にお届けしております。
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