高校卒業のタイミングなどで、初めての一人暮らしを経験するという人も多いのではないでしょうか。

慣れないことも多い新生活だと思いますが、そんな中でも忘れてはいけないのが防犯対策です。

物件を選ぶ前の段階で気にかけてほしいポイントから、今すぐはじめられる対策まで解説していきましょう。

安全性を高める物件の選び方

まずは、物件の選び方です。

物件がどのようなエリアにあるかで治安が大きく変わり、あらゆるトラブルの発生頻度なども変わっていきます。

防犯のためには、なるべく治安の良いエリアで物件探しをすることも大切です。

しかし中には「遠方からの引っ越しなどの理由で、周辺の土地勘がない」ということもあるでしょう。

その際には、不動産会社で「治安を優先したい」「防犯を優先したい」と伝えましょう。

きっと、親身になって応えてくれるでしょう。

防犯設備の導入状態は、たとえ同じエリアでも物件によっても違います。

オートロック、防犯カメラ、センサーライトといった設備はすべても物件に取り入れられているわけではありません。

「絶対に欲しい設備」と「金額によっては検討したい設備」を考えておくと、選びやすくなりますよ。

自宅でできる防犯対策

入居後にできる対策には、例えば洗濯物の干し方があります。

洗濯物はなるべくベランダや軒下など、日の当たる場所、風通りのいい屋外などに干したいと思うものでしょう。

しかし外から見える場所に洗濯物を干すことで、女性が一人で住んでいることがわかってしまいます。

変質者などが下見の際に女性の一人暮らしだとわかると、狙われやすくなってしまいます。

男性ものの服も一緒に干すなどの方法でも対策できますが、そもそも外から手を伸ばせる位置に洗濯物を干していると盗難に遭うリスクが高くなります。

なるべく、外干しはせず室内で干すようにしましょう。

窓際やベランダからは、さまざまな情報が漏れる可能性があります。

カーテンの色をピンクや赤などかわいらしい色にしていることでも、女性の部屋だとわかってしまうこともあります。

窓側から見て色の透けないカーテンを選んだり、窓やベランダに女性らしいアイテムやかわいいデザインのものを置かないようにしてください。

また、なるべく表札にフルネームを記載することがないようにしましょう。

苗字のみの表記に留め、女性が住んでいることがわからないように工夫することも大切です。

外でできる防犯対策

続いて、自宅以外でできる防犯対策についても解説していきましょう。

例えば日々の暮らし方でも、少しの気遣いをすることで防犯につなげられます。

例えば、通学や通勤でいつも同じ時間、同じルートを使っていませんか？

電車の時間などの都合もあると思いますが、毎日同じルートしか使わないとなると人から行動を特定されやすくなります。

不審者の目についた場合には、より把握されやすく、ターゲットにもなりやすくなってしまうでしょう。

帰宅時間はなるべく日によって変えたり、道を変えたりと工夫してください。

あわせて、なるべく街灯の多い道や人通りの多い道を使うことも大切です。

どうしても帰宅が遅くなってしまう日には無理せずタクシーを使うなどの工夫もしましょう。

おすすめの防犯グッズ

最後に、防犯グッズもご紹介します。

まず、先ほど解説した通りカーテンのデザインは大切なポイントです。

できるだけシンプルなカーテンを選び、カラーもできればモノトーンなどのマニッシュなものをチョイスすると良いでしょう。

さらに遮光タイプであれば、外から部屋の内部が見えにくくなるため外からの情報をシャットダウンできますよ。

また、監視カメラや人感センサーライトなどの防犯アイテムも家庭用のグッズが複数展開されています。

ネットショップ等でも購入できますので、良いアイテムを探してみてください。

一人暮らしをはじめるタイミングでは、新しい会社や学校に通い始めたり、これまでとは違った生活が待っていたりと、不安も多いでしょう。

年齢を重ねる中で自立を感じる経験や、成人式に代表される「大人になった証拠」を感じる機会も増えますが、気負いすぎず色んな人の手を借りながら不安を解消していきましょう。

成人式サロンKiRARAは、理想の成人式スタイルを完成させるお手伝いをしています。

家族、親族に「自立した自分」を見せる大切な機会だからこそ、細部までこだわった振袖スタイルを実現しましょう。

まとめ

一人暮らしでも安全な生活を実現するためには、さまざまな防犯対策が必要不可欠です。

自宅内でできること、自宅外でできることそれぞれありますから、きちんと対策を行いましょう。

「防犯グッズ」で検索することでも、一人暮らしを助けてくれるアイテムが見つかりますよ。